トレードスタイルで選ぶ海外FX業者

海外FX

なんとなくで選びがちな海外FX業者。実は、同じように見えて、実はその特徴は違う。そこでデイトレードなどの短期取引やスイングトレードなどの長期取引、スワップ狙いといったトレードのスタイルによって、どの業者が合うのか。私が普段使っている業者で、比較してみる。

短期取引向け

XM

日本人が最も利用しているとされる海外FX業者がXM。スプレッドはほかの業者と比べても狭くはないが、入金ボーナスのほかにXMポイントとといった独自のボーナスもあり、実質的にはスプレッドはみかけほど広くない。XMポイントはトレードを繰り返せばそれだけ貯まっていく。気がつけばそれなりの額が貯まっており、ポイントだけでトレードもできる。ポイントだけでトレードしていればノーリスクのため、思い切ったポジションも持てるのも魅力。

また、証拠金維持率が150%を切らなければ、口座振替や出金ができる。ほかの業者では、ポジションを持った状態では口座振替や出金はできないのが一般的。そのため、XMは資金管理がしやすい業者と言える。利益をそのままの口座に残しておけば、相場の急変時(フラッシュクラッシュ)に失ってしまうこともありうる。必要でない資金を移しておくのは大切。

スイングトレード向け(中期~長期)向け

Gem Forex

GemForexは、スプレッドはXMより狭い上に、入金ボーナスがすごい。不定期ではあるが、月に2回程度のペースで入金ボーナス100%キャンペーンを実施している。例えば、10万円を入金すれば、ボーナスとしてクレジット10万円分が与えられ、計20万円の証拠金として取引できる。これは、少額トレーダーには本当にありがたい。10万円を100万円まで増やす難易度と20万円を100万円に増やす難易度ではどちらが簡単か考えてみれば明らかである。

そして、クレジットは、入金額が0円になった後、生じた損をクレジットにぶつけられる。例えば、現金10万円、クレジット10万円の計20万円の有効証拠金があったとする。ドル円20枚のポジションを持ち、50pips逆行すると、クレジットがなければ0円になるが、クレジットがあるため、あと50pips粘ることができる。

この特性を考えれば、損失がクレジットに食い込む前に損切りをするような短期的なトレードより、たとえ思っていた方向と違う方向に動いたとしても、入金額とクレジットを合計した証拠金額で持ちこたえられる程度のロットで張り、プラスに転換するまで待つようなスタイルのほうが有利といえる。

一方で、少額を入金し、倍になった証拠金で頻繁に取引するやり方も考えられる。入金キャンペーンが月に2回程度しかないことを考えれば、もったいないが、このやり方でもボーナスの利点は生かせる。(管理人もこのスタイルのことも多い)

is6com

is6comはGem Forexとほぼ同じようなキャンペーンを行っている。入金ボーナスキャンペーンも月2回ほどあり、口座開設ボーナスもある。入金ボーナス狙いで、Gem Forexとis6comの併用がおすすめ。というか、併用しない理由がない。二つの業者を合わせれば、かなりの入金ボーナスをもらえる。一方で利益が出れば出金し、それをもう一方の入金ボーナスに入れると、かなり大きく稼ぐチャンスになる。ただし、大きすぎるポジションを持てば、ロスカットのリスクも高まるので、その辺はよく考えて、チャンスとそうでないときの見極めをしたい。

 

スワップ向け

iFOREX

iFOREXはスワップが高い上に、なんと口座残高に対して年率3%の金利が付く。

オススメなのは以下の通貨ペア(金額はそれぞれ1万通貨でエントリーした場合の金額)。

スイスフラン/トルコリラ ショート 793円
ドル/トルコリラ ショート 672円
ユーロ/トルコリラ ショート 879円
ポンド/トルコリラ ショート 932円
トルコリラ/Hフォリント ロング 143円

100万円入金して、スイスフラン/トルコリラを1万通貨ショートし、1年間寝かせた場合、スワップと金利いずれも変動しないと仮定すると、793円×365日+100万円×3%=319,445円にもなる。

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